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執筆者の写真kubodera1122

自助、自己責任、自己完結

 27日、日曜は、御嶽山の摩利支天山、三ノ池に行って参りました。帰宅したのが、21時で、朝の5時半から、16時近くまで山にいると、流石にヘロヘロで、ブログ更新が少し遅れてしまいました。

 以前、御嶽山山行に付いては書きました。その時は、剣が峰、賽の河原、三ノ池を上から眺めて、摩利支天山は水の残量と時間の関係で断念したので、今回は、摩利支天山と三ノ池を下まで降りて、池の水を飲んで、池の縁を回ってきました。

 前回は、長野県側、中の湯登山口からの登山でしたが、今回は、岐阜県側、下呂市濁川温泉からの登山となりました。

 前日、土曜日の夜に登山口駐車場に車を停めて、車中泊したのは同じです。2度目なので、大体、要領が掴めて、割としっかり眠れました。

 登山に先立ち、今回は、トレッキングポールを購入しました。誰に聞いても、下りの膝の負担が軽減されると言うので、11月の熊野古道小辺路の旅にも使えるし、その練習も兼ねました。

 熊野古道伊勢路を歩いていた頃は、靴は普通のスニーカーにホームセンターで売っているリュックサックでした。昨年の熊野古道中辺路を歩いた時に、ちゃんとした軽登山靴を購入して、前回の御嶽山の時は、ちゃんとした登山用ザックを購入して、登山届も書いて、今回は、先週の合宿の参加者で山に登る人から、必ず入るように言われた山岳保険にも加入して、トレッキングポールも購入して、段々と山やる人っぽくなってきました。次に狙っているのは、ガスバーナーです。車中泊をすると、どうしても、朝食と山の上で食べるお昼ご飯は冷たいご飯になります。今回の摩利支天山や飛騨頂上の気温は5,6度、そこで食べる、冷めたご飯は、カロリー摂取にはなりますが、ガスバーナーを使って、暖かいご飯を食べている人を見ると、正直、とても羨ましいです。

 日曜日の朝、5時半に駐車場を出発して、30分位して、グローブが片方しか無い事に気付きました。恐らく、何処かに落としたのでしょう。山頂の気温が5,6度なのは天気予報で知っていたので、車に戻って、車に積んである軍手を持って、再び登山口に立ったのが6時、30分のロスになりましたが、今回は、このロスタイムが幸運に働きました。

 登山中8合目付近でレインコートを着ないといけない位の雨になり、段々風も出てきて、下山してくる人にも会う様になって、私も、山頂まで行ったらすぐに下山するつもりでいたのですが、飛騨頂上に付いてみると、雨も上がり、霧も晴れて、晴れ間が見えるようになったのですから、山の天気は分からないものです。30分速く山頂に付いたら、間違いなくそのまま下山していたでしょう。

 物事は、遅れてよい事は殆どありませんが、たまには、こういう事もあります。

 山の写真を載せておくので、ご覧ください。



飛騨頂上、着いたら雨が上がり、霧が晴れ、ご覧の様に晴れ間が見てきました。う~ん、余程、普段の行いが良いのでしょうが?冗談です。





















飛騨頂上から望む摩利支天山。この姿を見てしまった以上、登らない訳にはいきません。




摩利支天山からの雲海、流石は、標高2,900メートルです。
























三ノ池と三ノ池の水で作ったプロテイン。柄杓が置いてあったので、きっと飲めるのだろうと判断して、プロテイン溶かして飲みました。飲んでから24時間以上経っても何ともないので大丈夫ですね。


今週も、苦しくも楽しい週末でした。私が、合気道に出会っていなかったら、恐らく、山にハマっていたと思います。「自助、自己責任、自己完結で苦しいけど楽しい」稽古、筋トレもそうですが、私がハマる三拍子そろっています。

 きっと、どんどんエスカレートして、一歩足を踏み外せば命の保証が無い剱岳や大キレットに行っていたでしょう。

 今は、澤田先生と同行して、中国やシンガポールに行きますが、山岳会に入って、ネパールの山々に行っていたかも知れません。そうなると、今、ここにいたかどうか。合気道に守られているのは、良く感じますが、今回も特に感じた山行でした。








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