筋トレは、他人の評価に依存しない、自己完結型の成功体験
- kubodera1122
- 4 日前
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更新日:3 日前
最近、通っているジムを変えました。エコフィット24と言う1カ月の会費が約3300円の格安ジムであることには変わりがないのですが、新しい店舗が勝川の19号線の近くに出来たので、そちらに移行しました。格安ジムは、店舗間の相互利用が出来なかったり、相互利用をするには別のプランに入って、少し高くなる場合もあるのですが、エコフィットはそのまま利用できるので、大変有難いです。
今の職場には30年位お世話になっていますし、気守道場にもお世話になって、間もなく20年になろうとしていますが、ジムに関しては結構、遍歴しています。
ジム通いのきっかけは、以前も書きました、本部に出稽古に行って、内弟子に全く歯が立たなくて、余りの身体能力の差にショックを受けて、どうしたらこの差を少しでも縮められるかを考えて「ウエイトトレーニングして、ゴリラみたいになって、体を強くするぞ」と決心したのは、単純な私らしいです。
最初は、職場の近くの東郷町の施設、三好市の施設や春日井市総合体育館のトレーニング室など、公共施設を使っていたのが、扱える重量がどんどん上がってきて、公共施設の置いてある重量を振り切って、民間の24時間ジムに移ったのは、筋トレ民あるあるです。楠にあるエニタイム、北区如意のフィットイージー、エコフィット24春日井店から勝川店。全部で7店舗も渡り歩いている事になります。
そして、間もなく10年になりますが、全然ゴリラになれていません。年齢も年齢ですし、筋肥大を目指すにしては動き過ぎですね。仕事、稽古、登山と体を使えば、筋肥大に使われるべきカロリーがそちらに使われるので、筋肉を大きくするのには非効率です。でも、稽古して、仕事して、山に行くのが私なんで、その結果がこの体で、しっかり動けているのですから「良し」とします。
筋トレを続けてきて、疲労感の軽減、筋力の向上、メタボになっていない等、メリットが殆どで、デメリットと言えば、重量が伸びている時に嬉しくて、デットリフトやスクワットをやって、ぎっくり腰に4回なった位ですかね。痛い目に遭って色々学んでいくのは登山と同じで、それがあってこその経験値で、今では上手に調整できるようなりました。
これを読んで下さっている方は、合気道に関係している方だと思います。ウエイトトレーニングはお勧めできます。一昔前は「そんなウエイトトレーニングで作った体は、実際には使えない」言う年配の方も見えました、でも、最近、そんなこと言う人はいなくなりましたよね。ウエイトトレーニングが普及して、確かに効果がある事が分かってきて、今では相撲部屋にトレーニングルームがあったり、武道、格闘技、コンタクトスポーツの世界ではウエイトトレーニングは当然になっていますし、陸上競技や球技の世界で取り入れられています。
ただ、ジムの1年後の継続率は4%でウエイトトレーニングになると更に低くなるとの統計も出ているので、社会人で継続するのは簡単ではないでしょうし、私みたいに独り身で、お金も時間も自由に使える人ばかりではないので、出来る方が限られているもの分かります。
この4%の数字で思い出すのが、よく澤田先生が千葉師範のお話をされる時に「合気道を武道としてやるのは5%で良い、この5%の為にも95%の人が必要だ」と仰っていた事です。ジムの継続率と重なっていますし、確かに、100人位の講習会に参加して、この方はしっかりした稽古をされているなと感じる割合は4、5人です。
これは、普遍的な数値なのかも知れません。
私は、性格、気質もありジム4%になっていますし、今よりも少しでも強く、向上したいと思いって稽古を続けて、ジムにも通っていますから、稽古の5%でありたいとは思いっています。ですので、外れ値の人間なんでしょう。
山に関しては、上級者の山に行くとは言え、夏山ですから、まだまだ、外れ値とは言い難いです。機会が巡ってきたら、こちらも外れ値を狙いたいですね。
趣味程度にやっていたら楽しくないし、4,5%になった方が楽しいですよね。
ある方が「筋トレは、他人の評価に依存しない、自己完結型の成功体験だ」と言っていました。確かにそうです。全ては自分次第、楽しいですよ。
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