カーボローディング有効でした
- kubodera1122
- 4 日前
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ゴールデンウイーク、如何お過ごしでしょうか。私は、祝祭日が関係ない仕事ですので、土日のみの休みとなっています。それでも、土曜の道場稽古がお休みなので、以前から行きたかった比良山系、武奈ヶ岳に車中泊で行ってきました。
比良山系は、今は登山禁止になっている伊吹山に登った時に、琵琶湖の西岸に聳えている比良山系を見て、何時かは比良山系も行かないと、と思っていたので、行けてよかったです。
武奈ヶ岳は比良山系の最高峰で、標高は約1200メートル位なので低山ですが、今回は初めてカーボローディングを行って、その効果を確かめたかったので、琵琶湖湖畔の比良駅から武奈ヶ岳を経由して、志賀駅までの縦走としました。
カーボローディングとは、当日の3日前から意識してカーボ、炭水化物を沢山取って、肝臓と筋肉に筋グリコーゲンを蓄えて、持久力をアップさせる方法で、マラソンの選手など持久系の競技者が使う手段です。
結果としては、効果を実感できました。コースタイムは10時間半の予定でしたが、武奈ヶ岳は分岐が多く、何度か分岐を間違えて、GPSに呼び戻されるを繰り返して、11時間以上の山行になりました。それでも、割と元気に歩けたので、カーボローディング、これから夏に難易度の高い登山も予定していますので、その前にはやっていきます。新しい可能性が広がるのは嬉しい事です。ただ、当日は元気に歩けたのですが、翌日、この記事を書いている日は疲労感に襲われているは年齢のせいでしょう。ですので、2日以上の縦走になると1日目の山行はある程度は制限しないと次の日に痛い目に遭うことになります。
今回、分岐で道を間違えたり、翌日に疲労が来ていたりと経験値を積めました。これからはこの経験を活かして修正をかけていきます。稽古も山も計画、実行、検証の鉄板サイクルです。
最近、思うのですが、何でもよいので自分が好きな事、楽しいことに真剣に打ち込むと物事が好転してきます。稽古に真剣に打ち込んでいたら色々な世界が広がりましたし、稽古への取り組みが応用できています。
私は、今は亡くなりました心理療法家の河合隼雄先生の著書が好きなのですが、その中で、河合先生は、悩みや心の病をもっているクライアントとカウンセリングをする時に「何か好きな事はありますか?」と必ず聞くそうです。そして、好きな事があると、それを中心として治癒、回復していくそうです。精神科医で禅僧の川野泰周先生も禅僧らしく「一行三昧」と言う禅語を使って、同じことを言っています。
おそらく、それによって、認知が変わって世界の見え方が違ってくるのだと思います。好きを大切に打ち込む。嫌いなら難しいですが、好きな事ですから有難いことです。

武奈ヶ岳から見る琵琶湖。絶景でした。


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