無事に、4回目の特別稽古終了しました。参加して下さった大人1名、中学生3名の方々、お疲れ様でした。
稽古の内容は、バランスの訓練、運足法、一人打ち込みの繰り返しで、変わった事は、何もしませんでしたが、それでも、皆さん、素直に稽古をしてくれたのは、指導者としては、とても有り難かったです。
私自身は、割と長い間、稽古を続けてきて、それなりの年齢になった分、今回参加してくれた、中学生程の素直さが、残念ながら失われているは、自分でも気づいています。
週に1回の稽古でしたが、割と、皆、先週、言った事を覚えていてくれていて、感心しました。これは、彼等の素直さが、功を奏しているのでしょう。素直さと向上は密接に関係しているので、私の課題でもあります。
ちょっと、矛盾した物言いになりますが、指導者や、先輩の言う事を素直に聞くのも勿論、大切ですが、自分の上達、向上は、人に預けるのではく、自分を頼りに、自分で自分を鍛えるものなので、指導者として、いつも、この点に矛盾を感じています。
当然、今までの経験の上に、何か役に立つことは無いかと学んではいますが、稽古のモチベーションや上達を人に預けていたら、ある程度以上からの上達は、難しいです。
ですので、今回、参加してれた中学生が、何でも良いので、好きな事を見付けて、他人の言動や評価に自分を預けることなく、没頭して、打ち込んでくれれば、私としては、嬉しいです。それが、合気道なら、尚更です。
独身でも、それ程、お金を持っていなくても、社会的地位が高く無くても、世間がコロナウイルスで不安がっていても、好きな事、やるべき事に打ち込んでいると、意外に楽しく過ごせるものです。
最後に、唯一、大人で参加して下さった、黄暁翠さんに感謝いたします。
Comments