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稽古と家計管理の関連性

 今年の3月より家計簿を付け始めています。きっかけは、最近の物価高の影響で給与口座の残高が目に見えて少なくなってきたことです。

 今までは独身で特に借金もなく、浪費癖はないのでお金に無頓着なところがありました。独身男性はそんなものでしょう。結果として、収入と支出、貯蓄など、この年齢になって初めて具体的な数値で知ることが出来ました。5か月間の収支を数値で知れたことで、ジムを格安ジムに、携帯を格安SIMに、使ってない保険を解約して固定費を月に1万円位削減出来ました。

 この話を回りの人にすると、家計簿を付けるのを途中で止めてしまった人が圧倒的に多いのに気付きました。

 口座残高が減ってきたというマイナスからのスタートですが、きちんと継続できている理由は何かと考えてみると、稽古で培った計画、実行、検証のPDCを回す習慣が身についていたお陰だと思い当たりました。

 以前にも書きましたが、稽古、トレーニング、登山は必ず、計画、実行、検証のサイクルを回すようにしています。ですので、稽古兼トレーニングノート、指導用のノート、登山ノート、一応仕事もノートを付けて記録として残していて、今回の家計簿と記録用のノートが私の生活には5冊ありPDCが回せるようになっています。今は5冊ですが、きっかけは稽古を強くする為にPDCを回し始めたのが最初なので、合気道の力が活きています。合気道には本当にどれ程の力、可能性があるのでしょう。

 「一芸は道に通じる」と言うことわざがありますが、本当にその通りです。一芸を真剣に行えば多くの事に応用できます。

 もう少し考察すると、家計簿を多くの人が継続できないのに継続して成果も出ている、ジムも1年で96%の人が辞めてしまうのに8年も継続している、稽古も30年以上続けて、強くなるために具体的な目標を毎回持って稽古に出ている、この継続力には我ながら感心しますし、楽しく生きてい行く上で大きな利点でしょう。だた、同時に多くの事をやるとか、突発的な事態に柔軟に対応していくとか、組織運営みたいな事は苦手で出来ないので、得意な人にお任せします。

 上記の性質を鑑みると、恐らく、多くの人がやる事とか、望むものには私は素質があまりなくて、多くの人が継続できないことが苦も無く楽しくできる能力があるみたいです。全くの余談ですが、今回始めたインデックス投資も長期、継続が基本なのに約9割の人は3年以内に株価の変動に耐えられなくて止めてしまうそうです。新ニーサを始めた時に、多くの人が始める新ニーサ、多くの人がやる事に素質がない私に向いているのかと思いましたが、殆どの人が継続できずに止めてしまうなら、私に向いていそうです。

 

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