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白山神社巡拝

 先週、御嶽山に登って、今週は白山に登りたいです。と書きましたが、生憎、白山は日曜日が雨になっていて、標高2,700メートルの山を雨の日に登る程の装備も経験も根性も無いので、近代登山以前の信仰の山としての登山口であった、岐阜の長瀧白山神社、福井の平泉寺白山神社、石川の白山ヒメ神社と1泊2日で巡拝してきました。

 三社に、ご挨拶してきたので、後は、機会を見付けて登るだけです。なので、ついでに、現在の登山口の市ノ瀬ビジターセンターも下見をしておきました。

 岐阜、福井、石川の登山口である白山神社は「馬場」と呼ばれ、それぞれ、美濃馬場、越前馬場、加賀馬場と言われ、そこからの登山道は、美濃禅定道、越前禅定道、加賀禅定道と呼ばれていて、それぞれの禅定道には行場があったそうです。

 今でも、それぞれの禅定道は、1部、舗装されてしまっている所もありますが、登山道として、白山山頂に通じています。ただ、途中、宿泊施設が無いので、避難小屋に宿泊するか、テント泊をしないと距離的に無理なので、にわか登山愛好家の私には、ハードルが高すぎるので、何とか、日帰りが出来る、現在の登山口から登るつもりです。

 「神さびる」と言う言葉があります。意味は「年を経て、古くなり神々しく、荘厳である」と辞書を引くと出てきます。今回、訪れた三社と美濃禅定道の途中にある、白山中居神社は、本当に神さびていました。

 一方、現在の登山口の市ノ瀬ビジターセンターは、駐車場、トイレ、休憩施設、自販機、白山の紹介をする簡単な展示スペースと当然ながら、近代的、合理的な建物で神々しさの欠片もないです。

 先に、三社に参拝して、併設されている資料館や宝物館を見学しておいてよかったです。古の人の白山への思いを感じて、少しは、謙虚な気持ちで登山出来そうです。

 しかし、稽古が再開され、それはそれで、しっかりやっていかないといけないので、登れるのはいつになるのか、冬は、絶対無理ですし、暫くは、取っておく事になりそうです。


美濃禅定道の起点、長瀧白山神社社殿。

巫女さんは、30年前にここに嫁いでこられたご婦人で、コロナの影響で参拝者が減って、イノシシやシカ、熊が出て来るようになったそうです。

 良くしゃべる、明るい、巫女さんでした。




















白山山中居神社の社殿と神の依代の磐座。ここは、本当に神さびていて神々しかったです。ここの、石徹白集落は白山信仰にとても関係の深い集落です。



福井県の平泉寺白山神社の参道と社殿。右は越前禅定道の起点です。ここから登ると、とても日帰りは無理なので、途中の市ノ瀬ビジターセンターから登ります。


加賀禅定道の起点の白山ヒメ神社参道と手水舎。

 全国にある、白山神社の総本宮だそうです。確か、二子山古墳に祀られているのも、白山神社だった筈です。


ここを参拝後に、帰ってきて、2日間の走行距離が524キロですから、よく走りました。でも、車なので、先週の御嶽登山に比べれば、全く楽です。




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