6月7日(日)無事に、1回目の特別稽古を行えました。参加して下さった、中学生3名と大人1名の方々は、お疲れ様でした。
道着を着て、畳の上に立つのは、3カ月ぶりで、畳の上にいるだけで、嬉しくなったのは、特別稽古の各クラスに参加した方々、皆、同じだと思います。
公園稽古では、靴を履いて稽古をするので、ソールの厚さ分、畳とは違いますし、足の指で畳を掴む感覚は、靴では、無理なので、やはり、道場で稽古が出来るのは、有り難いです。
何より、受け身の練習で、畳の感覚を、体全体で感じられました。一人稽古やウエイト、トレーニングでは、出来ない事なので、やっと、畳の上で稽古が出来ると、実感できました。
とは言っても、公園稽古は、やらないより、やった方が、遥かに有益なので、引き続き続けます。
今日の稽古は、運足法だけで、終了してしましました。運足法は、稽古の中でも言ったのですが、建築で言えば、基礎工事みたいなもので、これの上に、すべてが乗ってくるので、何度も、何度も繰り返し反復して、堅固な土台を作り上げて欲しいと切に願いますが、中学生の子供達が、本当の重要性を知るまでには、相当の年月が必要なのも分かります。
私達が、立派な建築物を見て、土台の基礎工事には、目がいかないと様に、地味で目立たないのですが、その道に精通している人が見れば、重要性が分かるのと同様です。
3カ月前までは、当たり前の様に稽古が出来ていたのが、決して、当たり前ではなかったのに気付かされて、今は、有り難さが身に染みます。
人は、慣れてしまう習性があるので、稽古が、通常に戻れば、また、当たり前になるのかも知れませんが、今の気持ちを、出来るだけ、持ち続けて行きたいと、願っているのは、私だけでは無いと思います。
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