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減量の基本的な考え方(保存版)

執筆者の写真: kubodera1122kubodera1122

 最近、私の周りでダイエットしたいと言う人が、ちらほら散見されます。お正月で体重増加があった人は、そう思うのでしょう。因みに、冬は体温を上げる為、基礎代謝が高まるので、ダイエットには向いている季節です。

 私、一応、筋トレトレーニーでもあるので、筋量を増やすのに必要な栄養素をアバウトでも計算して食事をしているので、減量、増量の基本的な考え方をシェアしたいと思います。

 その前に、条件が2つあります。

 1つは、必ず、最低週3回の運動、筋トレがベスト、をして下さい。食事だけのダイエットは、体重が減っていても、実は体脂肪ではなく、筋量が減っているので、逆に太り易い体を作ります。週3の筋トレ、それ以外の日は軽く息が上がる位の30分の有酸素運動が出来ればベストです。筋トレのやり方が分からない方は、youTubeで「NHKみんなで筋トレ体操」を出来る範囲でやりましょう。今は、道場稽古が基本、剣、杖になっていて、カロリー消費には弱いです。

 2つ目は、ご飯を食べる時は、白米は必ず計って食べて下さい。その為に、食材を計る機械を買って下さい。スーパーで千円位で売っています。

 以上2つの条件をクリアできる方は、以下の記事を読んで下さい。


 ここからは、紙と鉛筆、電卓を用意して下さい。

 分かりやすい様に、今の私で説明しますが、自分に当てはめて下さい。体重が67キロ、体脂肪率が18,5%です。

 先ず、除脂肪体重を求めます。

67×0,185=12,39キロが体脂肪量です。

 体重67キロ-体脂肪12,39キロ=約54,6キロが除脂肪体重になります。

 この除脂肪体重54,6キロに27,5を掛けると基礎代謝が出ます。54,6×27,5=約1500キロカロリーが私が、寝ていても1日に消費するカロリーになります。

 この基礎代謝に1,2~1,9の生活強度指数を掛けます。

 デスクワークで殆ど運動をしない人は、掛ける1,2。中程度の運動では1,5。私は肉体労働者で、ほぼ毎日、打ち込みをして、週2~3筋トレして、隔週で山に行って、1,7で掛けています。これは、後から体重の増減を見て調整するので、大体で良いです。

 基礎代謝1500キロカロリー×生活活動指数1,7=2550キロカロリーが私が、普段生活して、体重の増減がゼロの摂取カロリーになります。


2550キロカロリーを基準として、減量するならアンダーカロリーにして、増量するならオーバーカロリーにしていきます。とは言っても、オーバーカロリーにしようとする人は少ないと思うので、アンダーカロリーで計算します。

 無理のない減量で、-200キロカロリーから始めるとします。2550キロカロリー-200キロカロリー=2350キロカロリーが1日の目標摂取カロリーになります。


 次に、この2350キロカロリーを三大栄養素のタンパク質、脂質、糖質で割り振っていきます。以下面倒なので四捨五入します。

 トレーニングをして筋量を維持するには、体重の1キロ当たり2,2gのタンパク質が必要とされていますので、体重67キロ×2,2=147gのタンパク質が必要です。

 脂質は、揚げ物と肉の脂身を避けて、普通に3食食べると、大体、体重と同じくらいの脂質が摂れると考えて67g。減量中は揚げ物と肉の脂身は避けて下さい。


 タンパク質1㌘当たり4キロカロリーなので、4キロカロリー×147g=588キロカロリー。

 脂質は1㌘当たり9キロカロリーなので、9キロカロリー×67=603キロカロリー。

 タンパク質と脂質での摂取カロリー合計は588+603=1191キロカロリーとなります。


 ここで、1日の目標摂取カロリーの2350キロカロリーから、タンパク質と脂質の合計摂取カロリー1191キロカロリーを引くと、糖質でどれだけカロリー摂取すれば良いか計算できます。

 2350-1191=1159。つまり、糖質で1159キロカロリーを摂取すれば良い事になります。

 糖質1㌘当たり4キロカロリーですので、1159÷4=290gの糖質が必要となります。


1日の目標摂取カロリー2350キロカロリー。

タンパク質147g588キロカロリー

脂質    67g603キロカロリー

糖質   290g1159キロカロリーとなります。


では、タンパク質147g取る為には、肉、魚100g当たり約20gのタンパク質が含まれいます。つまり、1食あたり肉又は魚100g以上食べるのを心掛けます。今、食品の栄養成分が表示されていますから、食材を購入する時はチェックして下さい。でも、3食で60gの摂取。あと87g足りません。ですのでサプリメントのプロテインで補います。

 タンパク質の摂取量は、増量中でも減量中でも基本的には変わりません。ですので、私は、1日3回に分けて25gつづプロテインを飲むようにしています。

 プロテインダイエットで、プロテインを飲めば瘦せると誤解している方も見えたのですが、アンダーカロリーになると、筋量が落ちるので、それを最小限に防ぐためにプロテインを摂取する必要があると言う事です。


 脂質は、揚げ物と脂身を避ければ、それ程気にしなくて良いです。


 糖質は、基本、白米から摂取すると考えます。

 白米100g168キロカロリーなので、1159キロカロリー÷168キロカロリー=6,9。つまり、1日白米690g。1食あたり230gの摂取となります。

 実際230gなんて食べ切れないので、200gにして、後の90gはサプリメントや果物で補います。


つまり、1食100gの肉か魚を食べて、プロテイン1日3回位飲んで、白米を1食あたり230gにすると-200キロカロリーで今の私なら減量出来るとなります。


 ところが、物理法則と違って、人の体は遺伝やその他諸々の要因で、計算通りにはいかないものです。第一、毎日同じ物ばかり食べませんし。そこで、計りで計ってご飯を食べる必要が出て来る訳です。1週間単位で体重の増減をチェックして、減量が進んでいなかったら、200gの白米を170gに減らすか、サプリメントか果物の摂取を控えます。

 そうやって、基本的には糖質、白米の量で調整していきます。運動量を増やすもの勿論良いです。


 どうでしょう、運動して、アンダーカロリーにして、タンパク質、脂質、糖質で割り振る。基本通りの鉄板の方法です。

 過去に多くの人が実践してきて、一番効果のある方法が基本として残っているのは、稽古と同じです。効果が無ければ、歴史の中で淘汰されてしまいます。勿論、人間なので、ダイエットも稽古も同じ事をしていても、個人差は生まれてしまいますが、継続すれば必ず効果があります。

 そして、この方法の一番良いところは、食事量、カロリーを自分でコントロールできるので、正しくやれば、リバウンドが無く、体重がコントロール出来るようになります。

 基本は地味で派手さは無いが、必ず効果がある。何にでも共通しますね。

 後、フィットネストレーナで山岳ユーチューバーもあり、危険な山でも、ソロでガンガン登ってしまう身体能力と度胸を兼ね備えた、マリアさんの動画を載せておくので参考になると思います。




 



 



 

 

 


 
 
 

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