昨日、無事に山から下りてきて、全4日間の山行を怪我なく終える事ができました。
4日間晴天に恵まれ、山の非日常空間、時間にいて、暑くて苦しさもありましたが、それを補っても余りある楽しさでした。
今日は、何かあった時の予備日として取ってあったので、掃除をしたり、洗濯をしたり、この間出来なかった一人打ち込みをしたりして、日常生活に戻していきます。
17日の代稽古を引き受けて下さった纐纈先生には只々感謝です。
今回の山行で学んだことは、山道具は命を預ける大事な道具である。特に、ザック、靴、ストックは本当に重要で、手入れを怠ってはならない。これから道具を新調する時は、登山メーカーの物を、ある程度の出費は当然として、良いものを購入する。この辺りは、独身のアドバンテージを活かします。
私自身、「事」に対してはこだわりがありますが、「物」に対してはあまり執着を持てない所があるのですが、事、登山に関しては、命に関わりかねないので、良い物を買います。
本来、武道、武術も命に関わる事ですので、山との意外な共通性にハッとさせられました。
今回の白山、能郷白山、伊吹山はそれ程、難易度の高い山ではありませんでしたが、これから、少しづつ難易度を上げていきたいです。
後、トレーングは裏切りません、連日、4000キロカロリー、3000キロカロリーと消費して、夜寝る時、明日は大丈夫かな?無理なら帰ろうかと、思って寝ると、翌朝には、きちんと回復していて、筋肉痛もありません。3カ月も前から、減量、HIIT、ウエイトトレーニング、山行で備えてきて、体は正直に応えてくれました。
最後に心理的な面で、暑くて楽ではない登山を終えて、車で、次の目的地に向かうのですが、エアコンが効いて、体力的には登山より余程、楽な筈なのに、登山の疲れも出て来るのでしょう。下手したら、登山より辛く感じました。
特に、白山から次の能郷白山に登る為に、岐阜県根尾村に移動する国道157号線は、「酷道」と言われているだけあって、根尾村のに民宿に着いた頃にはヘロヘロでした。
能郷白山から下山して、一旦、自宅に戻る時も、ナビに岐阜市内、一宮市内、岩倉市内の市街地の道路を示されて、渋滞と信号でエライ苦しかったです。
人は、安心、安全で便利で快適を求めますが、意外に不平不満を生みやすく、ある程度の危険、苦しさがあった方が、精神が弛緩せず、不平、不満が少ない人生を歩めるのかも知れない、とも思いました。ある程度の程度はあるとは思いますが。
次の目標は木曽駒ケ岳をロープウェイを使わず、上松から登るか、御嶽山の継子岳を考えています。
自分で目標を決めて、自分で鍛錬して、達成していく。それは楽しい筈です。
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