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執筆者の写真kubodera1122

懸垂マックス回数で思う事

先日、オーバーグリップ懸垂が最高数の16回を出しました。48歳からジム通いを始めて、最初は1回も出来なかったのが、8年で16回まで伸びました。懸垂はトレーニング種目の中でも最も回数の伸びが遅いものとされていて、1年あたりの伸びが僅かに2回ですから、確かに伸びません。

 それでも、週に3から2回のトレーニングを継続して、コロナでジムか閉鎖されても公園の鉄棒で懸垂して、ここまで持ってきた自分を誇りに思います。この年齢になって、自分を誇りに思えるのは有難いことです。

 ジムの継続率のデータがあって、ジムに入会して、1年後にきちんとジム通いを習慣化できている人は僅に4%しかいないそうです。これは、ヨガや水泳、トレッドミル、スタジオレッスンなど、どちらかと言うと、ちょっと軽めの運動を含めた数字で、これが、ウエイトトレーニングの様な、ダンベルやバーベールなどを使い、限界ぎりぎりまで追い込むトレーニングとなると、1年後の継続率は何と0.4%だそうです。

 これをご覧になっている方で、かつてジムに通って今は行っていない方も見えるかも知れません。大丈夫です、あなたは96%の大多数派で、それが普通です。私のような4%の中の更に10%の0.4%ってもう変人レベルだと自分で思います。ですので、ジムのフリーウエイトゾーンにいる人達は、ほぼほぼ同じ顔ぶれになります。

 でも、だからと言って大した事ではないですね。私の発達傾向がこだわりを持って継続することに向いていただけで、自分の能力が上手に発揮できる事に出会えたのが大きいです。

 前回書きましたが、外部からの報酬、評価ではなく自己の成長に喜びを見出せる性格特性なんでしょう。

 最近では言われなくなりましたが、若い頃は夢中で稽古をしている私に「何の仕事や収入にプラスにならい事より〇〇の資格を取れとか、組織内の役職目指せとか、そんなことして何目指してるの」とか言われてきましたが、発達傾向、性格特性がそれに向いていのに、そんな事を目指していたら、今頃病んでいたでしょう。何しろ99.6%人が出来ないことが楽しいと思えて継続出来るのですから、世界の見え方が多くの方とは違っているのでしょう。

 幸い、仕事も規則性があり、臨機応変に一度に複数の事を考える必要がなく、目の前の事に集中して継続できる仕事で、稽古、トレーニングに近い感覚で運の強さ、引きの強さを感じています。

 大多数の方が出来ること、目指す事に能力が低くても、それ以外の4%または0.4%の能力がある訳ですから、仕事、稽古、トレーニング、登山、得意を伸ばします。



懸垂のお陰で、背中広いですよね

最近買った、剣岳のTシャツ。これを着てジムで追い込んでいます

最近、買った剱岳Tシャツ。ジムでこれを着て追い込んでいます。楽しいです。






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