強運でした
- kubodera1122
- 10月5日
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先月の半ばに、西新宿合気会の合宿に参加した後、今年の目標であった、北岳、間ノ岳、農鳥岳縦走山行の予定でしたが、結論から言うと、天候の関係で、間ノ岳までの縦走となりました。それでも、十分楽しかったので行って良かったです。
今回の山行も、天祐に恵まれた山行となりました。当初は奈良田登山口から広河原登山口まで移動して、白峰三山縦走して奈良田登山口に下山予定が、天気予報が雨予報でしたので、広河原登山口からの北岳往復ピストンに変更。これが見事に幸いしました。山小屋に着いたら暴風雨になり、もし、当初の予定で奈良田からの出発でしたら、この暴風雨の中を登って来なければいけなかったかと思うと、運の強さを思い知らされました。実際に奈良田から来た方は、もっと先の予約した山小屋キャンセルしてましたし。
北岳の稜線は肩の小屋、北岳山荘、農鳥小屋と3つ山小屋があるので、何かあれば、どこかに避難すればよいのですが、どこも避難するところのない稜線で、あの暴風雨の中、長時間行動したら、低体温症で命に関わるくらいの荒れ方でした。
次の日は天気予報では雨予定だったのですが、見事に良い方向に外れてくれて、天候が回復して、間ノ岳までの稜線歩きを楽しめました。ここでも運の強さを噛みしめました。写真を上げておきます。
帰りは復路は八本歯コルからの下山で、下山の頃からガスがかかり始め、広河原に着いたら雨が降り出すという、余りにもの運の強さで、バディにも「合気道を真剣に打ち込んでいる人には天の助けがあるから、私と一緒にいると良いですよ」半分冗談で伝えましたが、半分以上真実だと思っています。
もちろん、反省点もあり、防寒が甘かったです。西新宿合気会の合宿が終わってから、数日、日にちがあったので、2805メートルの八ヶ岳、阿弥陀岳。2588メートルの秩父山系金峰山に日帰りで行って、寒いと感じなかったので、軽量化の為にアンダーウエアの着替え、ダウンと保温ボトルを置いてきたのがあだとなり、山小屋で汗冷えで震える事になりました。事前の春日井三山山トレで、猛暑の中、ダウンや保温ボトル一杯に水を入れて、ザックをわざと重くして苦しいトレーニングしていたのにです。でも、これも良い経験になりましたので、次回以降の山行に活かします。「山は死なない程度に痛い目に遭って覚えていく」とは、登山家の花谷さんの言葉です。
今回の山行でも強く感じたのは目標を持つ大切さ。この歳になると目標なんて必ずしも達成できるわけではないのも知っていますが、目標に意識、力を集中させると余計な事をあまり考えなくて済むので、プロセスの時間の質が明らかに向上します。
その目標はなるべく自己完結性の高いものが良いと思います。事の成否が他人に依存する割合が大きくなればなるほど、力が分散して目標に集中できなくなってイライラしますから。
山はこれからも少しずつ難易度を上げて挑戦する。稽古の練度と精度を高め集中力を磨き、禅定、三昧を目指す。仕事は70歳まで機嫌よく社会の役立ちと繋がりを持ち働く。この3つを目標に力を集中させています。
「類は友を呼ぶ」ですから、自分の道を歩んで、そこで出来たご縁が本当に大切にするご縁だと思っています。
ですので、私の稽古に出て下さるかは本当に有難いですし、誠実な稽古をしたいと思っています。前向きで明るく、ポジティブな努力は天祐を呼び寄せるのは今回の山行で実証できたので「私の稽古に出て真剣に稽古に励むと、天の助けがありますよ」は、半分以上真実です(笑)
最後ですが、以前書いたFPの通信教育ですが、学習のペースがゆっくりで、学習動画の視聴期限が切れて、学習動画見られなくなりました。テキストを読むしかないのですが、あまり楽しくなて、体を使った稽古、トレーニングは何十年も楽しく継続できる能力があるのに、勉強に全くの能力が無いのは今回も証明されました。不得意は得意な人にやってもらって、得意を伸ばします。

北岳。富士山に次いで日本で2番目の標高ですが、南アルプスは山容が穏やかなので、それ程、難しくはないと思います。勿論、トレーニングは必要です。関心ある方は声かけて下さい。

3000メートル峰の稜線は見事ですよね。天気予報が良い方に外れて、楽しく歩けました。



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