前回、剱岳に登頂して、無事に下山した記事を書いて、舌の根の乾かぬ内に、別ルートで、又、剱岳に登ること決めて、山小屋も予約しました。
前回は、初めての剱岳でしたし、同行者もいたので、立山駅からケーブルカーとバスで、標高2400メートルまで行って、雷鳥沢、剱沢経由でのピストンでした。
無事に下山して帰宅できたのですが、ケーブルカーとバスで2400メートルまで上がってしまった事。古からの立山登拝の立山三山を縦走できなかった事が、どうしても、やり残した宿題、課題の様に心に引っかかっていました。ですので、今回は単独で難易度上げてチャレンジします。
今回のルート概要としては、馬場島より早月尾根を経由して剱岳山頂を目指し、下山は前回同様、別山尾根経由で下山、剣山荘泊、立山三山を縦走して室堂から下山します。
時期は、9月の21,22,23日を予定しています。17日、18日と、この間、毎年、参加させて頂いている西新宿合気会の合宿に参加させて頂き、その週は1週間、休みにしたので、前半は、冬期の目標としている八ヶ岳に下見も兼ねて登って、後半は剱岳、立山三山縦走に当てるつもりです。
前回の別山尾根との1番の違いは、とにかく、距離、時間共に長いです。1日目の行程は、高低差約2250メートル、コースタイムは約10時間。2日目は縦走ですが、累積高低差が約1000メートル、約6時間の行程。体力勝負になりそうです。
今回は、単独行なので、登山口の馬場島に車中泊、下山後も車中泊して戻ってくるつもりです。独り身で借金も抱えていないので、割と使えるお金は自由とは言え、無限に湧いてくるわけではないので、車中泊にします。それに、将来の事を考えると、どんな状況でも、しっかり寝られる様に訓練する必要があります。
今回使う早月尾根は、冬期に剱岳に登るときにも使われるルートで、将来、そんな日が来るのかどうか分かりませんが、下見も兼ねて、そのつもりで登ってきます。
後、一般登山道としては、前回の別山尾根と今回の早月尾根となっていて、後は、バリエーションルートになるので、一般登山道は行けるうちに行きたいと言うものあります。
剱岳、今まで行った山の中では特別でした。登山者も、今まで見たことのない登山者もたくさん見て、新しい世界が開けた感じがしました。
勿論、私の事なので、前回の山行で幾つか課題が見つかったので、少しでも改善して、しっかりトレーニング、準備をして臨みますし、気象条件が悪ければ、迷わず中止します。単独行ですし。でも、もし、上級者コースで、10時間くらい歩きますが、同行したい方が見えたら教えてください。
読み返してみると、八ヶ岳の冬期登頂、どんな状況でも寝られる練習、冬期の早月尾根、バリエーションルートと将来の事がどんどん思い付いて楽しいです。命に関わることばっかりなので、鍛えないと。
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