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執筆者の写真kubodera1122

好き、楽しいの大切さ


前回のフロー理論の続編になります。前回の動画を見直して、今回の動画を続けてみてみると、やはり、勉強なります。

 私なりに、まとめてみて、結論から言うと「好き」と「内発的動機付け」から全てが始まりますね。好き、楽しいがどれ程、大切か。

1,「好き」だらこそ、自分なりに課題設定が出来る。

2,課題設定が出来るとアンテナ、センサーが張れて、情報が集まる。

3,情報が集まるので、課題に対して、工夫して、具体的な意図のある明確な目標をもって取り組み、自分なりの成長していくと、自発的に楽しさを見つけられる。

4,上記のサイクルには終わりがない。これを10年、20年と回せるのが才能。


 私なりには、このように感じました。私自身、もう、30年以上稽古を続けています。振り返ってみると、確かに、上記の通りで、今でも、課題をもって稽古に出ていますから、本当に楽しいです。

 今年のお正月休みに室伏広治さんの著書「ゾーンの入り方」にも関連したことが書かれているので、抜粋します。

「昨日の自分を超える、今日の自分を超える、それを考えて、工夫してチャレンジする。この取り組みは、いつも、わくわくする程、楽しいのです」「違う方法、違うジャンルの人の話を聞いたり、先人の本を読んだり、手を変え、品を変え、何度も何度も挑戦していくことが、楽しくて仕方なかったのです」

 室伏さんが、尊敬する方から言われた言葉で、大切にしてきたのは「メダルを取るとか、世界陸上で新記録を出すとか、そういう小さいことを目指すのはおよしなさい。広い空と、大きな大地を相手にしなさい。不動の大地を力強く踏みしめて、大空にハンマーを飛ばす喜びを追求しなさい」そして、ハンマー投げと言う競技の楽しさをもっと追求しようと思われたそうです。

 ここでも「好き」「楽しさ」が溢れています。

 動画の中でも、自分で目標、課題を見つけていけば、追求に終わりはないと言っていましたが、これこそが「道」になるのでしょう。

 それが楽しいとなれば、文字通り「道楽者」で、人生が薔薇色になるのでしょう。


 

 


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