先週の金曜日、土曜日、声を掛けて下さる方がいて、奈良県吉野、金峯山寺に桜を見に行ってきました。
里の桜は七分咲き、山の中腹の桜は3分咲き位でした。桜以外にも、蔵王堂の蔵王権現の御開帳があり、普段は、布が掛かっていて、直に見る事が出来ない、蔵王権現三体、忿怒の御姿を拝んできました。
昨年秋に、熊野古道小辺路に行き、何回かに分けて記事にしました。その最後に「来年は、高野山から那智の青岸渡寺までの約100キロか、大峰奥駆を歩きたい」と書きました。
それが、今回、声を掛けて下さった方の知り合いの方で、金峯山寺で得度されている方を紹介して下さり、大峰奥駆修行の申込用紙まで頂いて、もう既に、記入して、後は切手を貼って、投函するだけの状態になっています。
ただ、大峰奥駆は、今まで私が歩いた、伊勢路、中辺路、小辺路より数段難易度が上がり、お寺さんも、申し込んだら誰でも参加できる様にはしてなくて、5月に選考があり、それで選ばれると参加できます。
小辺路を踏破して、もし、大峰奥駆にいくなら、単独行は、まだ私には、ハードル高すぎなので、行くなら、お寺さんの修行に参加したいと思っていました。それが、人の縁は人知を超えた所にあるようで、不思議に道が拓けてきました。
行程は、全行程参加だと、7月17日から、25日までで、吉野から熊野本宮まで約100キロ、前半、後半のみの参加も可能で、約半分の距離の前鬼で前半、後半と別れます。
私は、初めての参加で、団体行動ですから、慎重に、今回は前半のみの申し込みにしました。どんな感じか様子を見て、来年は後半のみの参加、再来年は全行程参加と、現時点では考えています。
まだ、選考に選ばれた訳ではありませんが、後、3カ月半ですから、もう、それに向けたトレーニングとダイエットを始めます。
筋トレは、長距離を歩くので、筋肥大は却って不利になるので、軽重量と中重量のトレーニングをメインとして、筋力とバランス感覚を養える種目を入れます。
稽古も、体術の時は、しっかり受け身を取って、バランス感覚を磨きます。
心肺機能向上の為に、マスク着用以来、怠ってきた、インターバルトレーニングを中2日位のペースで再開します。
引き続き、山に行って、体を山に慣らします。
体重も、今、67,7キロあるので、3か月半で5キロ位は絞りたいと思っています。やり方は、以前記事に書いた様に、トレーングしながら、脂質、糖質、タンパク質のバランスを取って、3食しっかり食べて、アンダーカロリーにしていきます。筋肉を残さないと、稽古の質は落ちますし、大峰奥駆縦走なんて出来ないので、筋肉を出来るだけ残して、無駄な体脂肪を削るようにします。
選ばれるか、選ばれないかは、私の裁量の範囲を超えているので、あまり執着せずに、運を天と蔵王権現に任せて、私が出来る裁量内の鍛錬、減量に注力します。
以前「損得、勝ち負け、善悪、強弱などの二項対立を超えるほどの、高い集中状態の時に、不思議に必要な時に必要な事が起こる」と書きました。必要ならば行けますし、時期尚早なら、行けない、と言う事でしょう。
桜の後ろが、蔵王堂、本尊の蔵王権現が祀られています。せっかくなので、大峰奥駆道の導入部だけ歩いてきました。
奥駆道上の水分神社。今回は、ここまで歩いて、以降は選考に選ばれたらになります。
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