6月より、制限付きではありますが、稽古が、再開されます。やはり、合気道は、畳の上で、稽古をしての合気道ですから、嬉しいです。
二十歳くらいで、稽古を始めたので、早いもので、30年位の稽古歴になります。色々な方を見てきて、頭が下がる思いがするのは、中年期から稽古を始め、週に2回なら、2回、きちんと通われて、5,6年かけて初段を取得される方々です。
この位の年齢の方の多くは、家庭や仕事で、稽古に割ける時間も限られている中、コツコツと継続され、初段を取得され、その後も、稽古を続け、稽古や言動を見ていても、謙虚で誠実な方が多い気がします。
若い人が、若さに任せて、毎日のように稽古するのも、大切な事ではありますが、ある程度の年齢から、制約の中で、地道に継続されている方々には、本当に、敬意を表します。
私自身は、独身で、道場まで徒歩2分、ジムまで車で5分と言う、非常に恵まれた環境にいますが、皆さんが、そういう訳ではありませんから。
稽古の年月だけは、確かに長いですが、ジムでのトレーニングに関しては、フリーウエイト中心のメニューに切り替えてから、まだ、2年位しか経っていません。合気道で言えば、茶帯を取得した位のキャリアです。ですので、周りは、私より1,5倍位でかい、ゴリラみたいな20代のお兄さん達が多くて、扱う重量も、私の倍くらいの重量を扱っています。
中には、スクワットやデットリフトで、プレートとプレート繋ぐ20キロの鉄の棒、シャフトを竹の様に、撓らせる程の高重量を扱っている人の横で、3分の1位の重量で、顔を真っ赤にして、挙上しているのですから、何とも言えない気持ちになってきます。
大体、50代の人の運動を始める動機は、健康診断で引っかかり、お医者から運動を勧められ、ジムに行くにしても、プール、スタジオプログラム、有酸素マシン、サウナ、お風呂の付いている総合ジムに行く人が殆どで、50代でフリーウエイトトレーニングを始める人は、殆どいないでしょう。ジムのフリーウエイトゾーンでは、私は、最年長の部類に入ります。
道場では、稽古している年数が長いので、あまり迷いなく、動いている様に見えるかもしれませんが、ジムでは、ゴリラみたいな青年達の中で、彼等の半分位の重量で、必死にやっています。
このブログをご覧になっている方で、なかなか、有段者の動きに付いて行けず、悲しい思いをされている方が見えましたら、私も、外では、同じようなものですから、安心して下さい?
やはり、一生懸命打ち込んで、継続する、と言う事になります。励みましょう。
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