前回の記事に書いたように、無事に全3回の冬山講習を終えました。その後、大学の稽古があったり、週末に天気が良くなかったり、習ったことを復習する機会がありませんでした。
それでも、先週の土曜日、御在所岳の登山指数がAだったので、金曜日の夜、準備をして、土曜の朝に裏道登山口近くに車を停めて、着替えていると、冬山用のオーバーコーと街着用のオーバーコートを間違えて持ってきていて、仕方なく撤収しました。同じ黒のオーバーコートで肌触りもよく似ているのです。まあ、こうやって、小さいミスを重ねながら学習していくものなのでしょう。冬山ですから、致命的なミスでなければ良しとしておきます。
で、次の日は、登山指数が終日Cになっていたので、目的地を中津川市の二ッ森山に変更しました。夏のコースタイムが3時間半、距離が約5キロ、高低差約530メートルなので、そう難しいコースではなく、途中撤退してもすぐに戻って来られると判断しました。
登山道は登山口から、もう、しっかり雪があり、アイゼンを装着しての登山になりましたが、トレース(踏み跡)がしっかり付いていたので、それ程の大変さはありませんでした。
ネットの記事を見ると、軽アイゼンでも登れる山みたいですが、私は、習ったアイゼン歩行の復習ですから、12本刃アイゼンを付けて、下りで2回ほど踵にアイゼンをひっかけたのと、急な坂で横向きアイゼンの刃を雪に刺して下っている時に、やはり、ひっかけて1度転倒しました。
前日のオーバーコートの間違いや、今回は、アイゼンをひっかけて転倒したり、講習の時は、ピッケルの石附でオーバーパンツに穴を空けたりと順調に経験値を上げています。
後、この日は、誰にも会わなかったので、さすがに冬山で単独行で誰にも会わないのは、何かあった時のリスクが高いので、もう少し人の入っている山を選びます。これも学習です。
来週は、伊吹山を考えていて、今回、使わなかったピッケルを伊吹山の急登で復習も兼ねて使いたいと思っていますが、今日の天気予報では、登山指数がCなので、どうなるかです。
完全に雪山でしたが、トレースがしっかり付いていたので、歩きやすかったです。
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