前回の記事から大分時間が経ってしましました。地味で多くの人が続けることが出来ないことを地道に続けることが出来るのが私の強みなのにイカンですね。
前回の記事の続きになります。西新宿合気会の合宿に参加して、三座の登山をして、金沢の山本さんの所、晴樹会の櫻井師範の講習会に参加してまいりました。晴樹会の講習会は午前2時間、午後2時間と4時間も稽古をして、なかなかハードでした。山本さんの所のイベントはいつもこんな感じで、稽古をたっぷりしてくれます。
1週間振り返ってみると、稽古、登山、稽古とやりたいこと、楽しいことを私らしく?力一杯全力でやり切った感があります。我ながらよく頑張りましたし、自分を誇りに思います。
自分で言ってしまうとバカみたいですが、あと1か月で57歳になるオジサンが「自分を誇りに思える」って良いですよね(笑)
今回、上げた動画では中年期の危機について、公認心理士の方が語っています。内発的動機付けと外発的動機付け。
日本人の約8割は中年期の危機、ミッドライフクライシスに陥って、虚無感、虚しさ、漠然とした不安を感じているようです。
幸い私が多分2割の方に入れて、中年期も楽しく稽古、登山、仕事(仕事は7割楽しい)が出来ているは、自分が稽古がしたい、強くなりたい、精度練度を上げたい、その為にはどんなトレーニングが有効かとか、来年は南アルプス北岳、間ノ岳、農鳥岳を2泊3日で縦走したい。仕事は70歳までを目標に少しでも長く社会の役に立ちたい、と内発的動機付けがメインになって行動してきたからだと動画を見て感じたので記事にしました。
稽古に夢中になっても、南アルプス縦走しても、今の仕事に励んでも周りからの評価なんてほぼ無いのが良いのでしょうね。
まあ、その代わり、世間的な正解、常識を大切にしている人からはかなり顰蹙を買いましたし、独身でいるのもその辺りが原因の一つではあると思いますが、何事もトレードオフで対価は必要なので納得しています。
来月11月には昇級、昇段審査があります。審査員の一人として、段級に応じた正確な技や練度は見ますが、私が一番思う事は、試合や順位のない合気道は、他人からの評価を動機にするのではなく、好きだから、楽しいから稽古するを動機付けにして欲しいのです。逆に、好き、楽しいを動機にしていれば、技術や練度は自然と付いてきます。
以前に記事にしましたフロー、ゾーン状態に入るには好き楽しいの内発的動機付けは絶対条件ですし、日々その心の状態で稽古に励めば、私が中年期の危機に陥らずに済んだ様に、合気道に護られ、育てられている感覚が分かってきます。力のある行ですから。
ここまでの記事を書いてきて、ちょっと矛盾するようですが、最近、週5で体を使って仕事をして、週3でジム、稽古、日曜には山の生活で疲れを感じるようになってきました。ですので、隔週の日曜を休養日に当てようと思っています。何もしないも却って疲れるので、軽く一人打ち込み位をして、明るいうちから飲むのも良いでしょう。きちんと休んだほうが月曜の朝稽古にリフレッシュして臨めますし。もうすぐ57歳ですからお許しください。
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