ちょっとしたハプニングのあった山行でした
何人かの方とはお話したのですが、お盆休みに剱岳、立山縦走のトレーニングもかねて、北アルプス燕岳、妙高戸隠連山の戸隠山、南アルプス仙丈ケ岳と三座山行してきました。
私の職場はお盆休みは無かったのですが、時代の流れですね、今年は1週間もお休みを頂いて有難かったです。
ニュースでご存じの方も多かったのですが、8月8日の夜に燕岳の登山口である中房温泉に通じる県道が土石流で崩落してしまって、390人が取り残された災害があり、その時、登山口駐車場で車中泊をしていた私は、390人のうちの一人になってしまいました。
8日の夜、車中泊をしていると、確かに雷雨が強かったのですが、翌日には止んでいて、夜明けとともに燕岳に向けて登山を開始しました。そして、途中の山小屋で「土砂災害があり、県道が崩落して通行止めになっている、復旧の見通しは立っていない」と伝えられ、復旧の見通しが立っていないなら、すぐに下山しても仕方ないので、きちんと燕岳の山頂を踏んで、その日の夕方登山口に下山しました。
登山口にある中房温泉の日帰り湯に入って、施設の方が「人が通れる臨時の橋が架かったので、どうしても今日中に下山しないといけない方から、施設のハイエースで送ります」との事で、急ぎでない私は、施設の自販機でビールを買って、持ってきたバーナーとコッヘルで夕食を作って再び車中泊。施設近くだし、取り残された人は大人数だし、山で本当に遭難したら一人で山中でビバークですから、それを思えばお気楽なものです。
翌日には、施設のハイエースで崩落現場まで送って頂き、仮設の橋を渡り、そこから、安曇野市の用意してくださった車で穂高駅まで無事に送り届けてもらえました。
崩落のあった翌日によは、もう、仮設の橋を架けて、車も人員もそろえて私達を安全に送って下さる、日本の建設会社、行政、警察の能力の高さに脱帽です。
その後、予定通り戸隠村の知り合いのところで2泊させてもらい、戸隠山山行、トウモロコシ畑の農作業手伝いをして、実家に帰省、実家の車で南アルプス仙丈ケ岳の登山も無事に終えて、結局のところ予定した三座全てに登れました。
思えば、燕岳の山行は日帰り予定でしたが、車中泊の用意で行ったので、1日延びても全く問題が無かったですし、剱立山縦走のトレーニングも兼ねていたので、装備も日帰り登山以上の装備で安心して車中泊が出来ました。
車は登山口駐車場に置き去りにせざるを得なかったのですが、戸隠村の知り合いにお世話になって、予定通り戸隠山山行も出来て、実家に電車で帰省して、実家の車で仙丈ケ岳にも行けました。三座とも、剱立山縦走のために必要以上にザックを重くして、無事に山行を終えて、これなら行けそうだと言った感触も得られました。
いつもながら、何だかんだあっても運が味方してくれるのは有難いことです。
後は、中房温泉登山口に車を回収に行って、9月の半ばのラスボス、剱立山縦走に向けて弛まず鍛えます。




燕岳、北アルプスの女王と言われるだけあり、なだらかで優美な山容です。

こちらは、南アルプスの女王、仙丈ケ岳、やはり、森林限界を超える山は別世界です。



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